こんにちは。shimlinです。
先日、NHKでサイバー攻撃の特集があり、ネット上はwhoisのネタで盛り上がったようですね。
このブログでも?トレンドに?ついていけるんだぞ?
ということを誇示したいと思うので今日はwhois特集です!
まず、whoisコマンドというのはIPやドメインの所属や持ち主の情報を知るためのものです。
何の事はないコマンドなのですが、件の番組内ではとても高度なコマンド()のごとく紹介されてネットがざわついたらしいです。
ともあれ、コマンドラインやサーバに興味を持ってもらえる機会があったのは良いことだなと個人的には思いました。
で、せっかく覚えたコマンドをつかってみたいとお思いのそこのあなた!
家のPCを開いてコマンドプロンプトにwhoisと打ってみたけど
'whois' は、内部コマンドまたは外部コマンド、 操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
と表示されて(´・ω・`)なあなた!
そんな情弱な貴殿に送るwhois講座の開講です。(全1回)
『これを読めばあなたもwhoisマスター()に!』
まず、Macユーザのあなたはターミナルを開いてwhoisと打ってみてください。
最初から入っているとおもいます。
次にLinuxのあなた、Linuxつかってる時点で私から言うことはありません。
whoisつかってみたらいいよ。
無けりゃ yum install jwhois とでも打っておくといいんじゃない?
さて、全国の情弱の皆様お待たせしました。
あなたの使っているPCのOSは何ですか?
もちろんWindowsですよね!
では、Windows環境でwhoisドヤをやる手順を紹介します。
画像はWindows10という環境です。
最近 Microsoftさんがガチムチに推してくるやつです。
Windowsでwhoisを使う手順
1.https://www.isc.org/downloads/bind/ からBINDをダウンロード
Download BINDをクリック
BINDのプルダウンを開いて、最新バージョンのDownloadをクリック
※バージョンは環境やお好みに合わせてどうぞ。
なんか出てくるので、Windowsの64bit版の人は64bitを、32bit版の人は32bitをクリック
2.Bind Toolsのみをインストールする
ダウンロードしてきたファイルから、BINDInstall.exeというファイルを探す
右クリックでメニューを出し、「管理者として実行」をクリック
Target Directory:に指定したフォルダにインストールされます
※そのままでOKですが、任意の場所に変えることもできます。
OptionsはTools Onlyにだけチェックを入れて、Installをクリック
3.https://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/whois.aspx からwhoisをダウンロード
リンクが3つもあるけどどれも同じです。
お好きなリンクからダウンロードしてください。
4.C:\Program Files\ISC BIND 9\bin にwhois.exeを設置
BIND Toolsをインストールしたフォルダにbinというフォルダがあるので、
先ほどダウンロードしたwhois.exeをポイッと置いてください。
5.whoisのパスを指定
コントロール パネル > システムとセキュリティ > システム > システムの詳細設定をクリック
環境変数をクリック
Pathという変数の項目を選択して、編集をクリック
変数値の項目の最後尾に
;C:\Program Files\ISC BIND 9\bin
を追記してOKをクリック
これで準備は整いました。
次はついにコマンドを打ってみますよ!
6.whoisコマンドを打ってみよう
コマンドプロンプトを開いて、
where whois
と打ってみましょう。
先ほどパスを指定した場所が表示されれば準備はOK
ドメインやIPをwhoisしてみましょう。
いかがでしたか?簡単でしょ?
Windowsでwhoisを使うのは少し手間がかかりますが、
それを乗り越えればいつでもwhoisドヤできるようになります。
最後に、whoisは便利なコマンドですが悪用はダメですよ。
こんな格言があります・・・
whoisで情報を取得している時、whoisもまたこちらを見ているのだ。
それでは、皆様が情弱から脱却できることを願って。
またお会いしましょう。